写真_沼木敬寿園

施設長あいさつ

金澤忠次施設長

 

 

地域密着型福祉施設 

小規模特別養護老人ホーム 沼木敬寿園 

施設長 金澤 忠次

 

今日の社会福祉法人を取り巻く環境は、昨年4月からの社会福祉法人改革が本格的に施行され、改革による公益性・非営利性の徹底、さらには、国民に対する説明責任及び地域社会に対する貢献といった社会福祉法人が備えるべき本来の役割りを果たすことなどが求められ、大きな変化を遂げています。その内容は、地域密着型施設として事業運営の透明化や財務規律の強化を図り、地域における公益的な取り組みを行うことが主なポイントとして掲げられています。その中で、地域社会への貢献の取組がなければ社会福祉法人の本来の役割りを果していないという意味から、社会福祉法人そのものの真価についても疑問視され、施設事業所の積極的な活動の実践が問われています。

当施設の実践的な取組活動については、地域運営推進会議の委員の方々(町内会長・地域有識者・民生委員等)からのサービス評価やご意見をいただき、さらには、外部事業所評価もいただきながら、適正な運営と経営に努めているところではあります。

平成29年度 地域における公益的な取組については、詳細は沼木敬寿園のホームページに掲載しているところですが、①法人、利用者負担軽減事業(社会福祉法人軽減制度等) ②高齢者、障害者受入事業(ハローワークや地域の方々の紹介採用等)③介護予防教室等開催事業・地域見守り支援事業・介護相談等受付対応事業(小中学生、高校生による施設訪問ボランティア活動、施設交流ホール開放による100歳体操の開催等) ④ボランティア、福祉人材育成事業(歌や踊りなど外部ボランティア活動、ジュニアインターシップ、教員免許取得者の大学生の実習受け入れなど) ⑤認知症サポーター活動支援事業、サロン活動・居場所づくり事業(地域交流ホールの開放、はつらつサロン開催年間4回位) ⑥地域高齢者や障害者等の畑作業への取組(グループホーム空地畑での農作業等) ⑦災害に備えた取組事業(地域における災害時の共助の考え方に沿って、町内会との覚書、災害協定の締結。) ⑧環境美化活動(「芝さくら」駐車場の法面に広がり春の風物詩等)などが挙げられます。

平成30年度介護報酬の改定の概要にもあるように、改定率+0.54%となったわけですが、今後、団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて、国民1人1人がその状態に応じて適切なサービスを受けられるよう、より質の高い効率的な介護の提供体制の整備が求められます。そのための施策では ①地域包括ケアシステムの推進 ②自立支援・重度化防止に資する質の高い介護サービスの実現 ③多様な人材の確保と生産性の向上 ④介護サービスの適正化・重点化を通した制度の安定性・持続可能性の確保 が主なものですが、地域密着型という施設現状に鑑み、地域とともに歩み連携し、今何が必要で何が足りないのか、様々な課題や問題を明らかにして、施設運営の役割を果たし、舵取りを行ってまいりたい。