2019.11.27
山形の秋の味覚といえば「芋煮」
令和元年11月4日に、横浜敬寿園で芋煮会を行いました。
今年は、入居者の皆様や当日ご面会に来られたご家族のほか、日頃からお世話になっている上和泉西部自治会の皆様にも味わっていただきました。
芋煮は牛肉、こんにゃく、長ネギ、きのこ類などを入れ、酒と砂糖と醤油で味付けします。そして、欠かせないのが「里芋」です。山形から里芋を取り寄せて、管理栄養士と厨房スタッフの手によっていい塩梅に味付けされた芋煮は、まさに「山形の味」そのもので、召し上がった皆様から「おいしい」と好評いただきました。
来年も山形の味・芋煮をお届けできればと思っています。
【↓ここからは山形芋煮あるあるを少々↓】
山形では秋になると、河原で芋煮会を開きます。9月を過ぎたあたりから、ほぼ全てのスーパーやコンビニの店頭には芋煮用の食材が並び、一部の店舗では「かまど、まき、鍋、使い捨てどんぶり、固形燃料、軍手」などなどの、すぐに河原で煮炊きできるようなフルセット貸出(販売)が始まります。まきや鍋がズラッと並ぶ姿を初めて目にする人には「何これ?」と、異様な光景に映るかもしれません。
芋煮会シーズンはおおむね9月中旬から10月下旬で、山形市内を流れる馬見ヶ崎川という川の河川敷は連日、多くのファミリーや団体さんで埋め尽くされます。小学校・中学校・高校それぞれの学校の行事で芋煮会を行うこともあります。また、9月中旬には同河川敷において、直径6メートルを超える大鍋を使う「日本一の芋煮会フェスティバル」も開催されるほど、地元に愛されている料理です。
最初は純粋に芋煮を味わってから、終盤にうどんを入れて芋煮うどんとして食べることも多いですが、さらにカレールーを投入して芋煮カレーうどんとして食すこともあり、各家庭によって食べ方はさまざま。それもまた芋煮の醍醐味といえます。
山形県民の中で永遠のテーマに(たぶん)なっているのが、県内4地方のうち、海沿いの庄内地方などに多い、豚肉を使う味噌味の芋煮と、内陸の村山地方などに多い、牛肉を使う醤油味の芋煮があります。里芋を使うのは一緒ですが、「こちらが真の芋煮だ!」と、一生かかっても結論は出ないであろう議論を展開します。それぞれの地域で子供の時から慣れ親しんだ味だと思うので否定はしませんが、筆者はダンゼン、醤油派です♪
山形人の芋煮愛、ハンパないって!
↑芋煮会のための道具や食材がスーパーの店頭に並びます
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