2016.10.06
東北大会inみやぎ2016の認知症グループホーム連合会主催の大会にて、山本 朋文氏の講演をお聞きしました。
氏が実体験したことををお話ししてくださいました・・・
認知症の初期症状ではないかと不安を募らせ、大学病院の「もの忘れ外来」で診察を受けたこと・・・
ともかく不安・・・直前に会った人の名前も思い出せない・・・このままだと自分が壊れていく・・・指を動かしたり、認知機能テストをしたり・・・脳のMRI検査や脳血流・精密検査・・・脳の海馬の萎縮は年齢相応だが脳の血流の悪い部分が見つかる・・・経度認知障害と診断・・・いわゆる認知症予備軍である・・・放っておくと4年で半数が認知症になると・・・そして、一気に悪化すると・・・それから、一度も休むことなく毎週トレーニングに励む。
その間もいろいろなことがあった・・・
「乗車駅を乗り過ごす・・・手紙を投函するのを忘れる(何日間も・・・)トイレの後のズボンのファスナーの閉め忘れ・・・自宅のトイレの電気の消し忘れ・・・薬の飲み忘れ・・・会合のダブルブッキング・・・数えればきりがない。人の名前が出てこないのはもはや「日課」だ。・・・」病気の症状を遅らせる薬はあるが、いまだに治す薬は開発されていない。しかし、特効薬が見つかる。その日まで非薬物療法で症状をとどめたい・・・
デイケアでさまざまなトレーニングに取り組んで2年以上・・・MRIの段階ならば非薬物療法で症状をストップさせたり、改善したりすることができるのでは・・・今も日々、挑戦している・・・
脳トレ・筋トレ・・・触覚、嗅覚、視覚、嗅覚、味覚の五感・・・音楽療法、絵画、歯の手入れ、料理・・・いろんなことを仲間と一緒に自分にできることを楽しくやっていきたいと、笑っていました。
必死に早期治療に取り組んだ結果、検査の数値が良くなってきたと・・・ボケてたまるか・・・と・・・
2016.10.4 金澤
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