「四月の俳句会・・・」 – 社会福祉法人敬寿会|山形・宮城・東京・神奈川・埼玉|特別養護老人ホーム、介護施設、ショートステイ

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「四月の俳句会・・・」

2023.04.21

 今月の俳句会・兼題は「桜・・・🌸」です。
祖母(33回忌)の通知が来て、思い出しました・・・。
 桜の咲く頃は、田植えを始める目安・・・
その年の豊作を願い田の神(桜の木)にごちそうや餅などを
お供えし、農作業を始める前の感謝をする・・・そのお下がりを
いただくのが楽しみであったと・・・云ってたわね・・・
 お花見・・・桜守・・・花明り・・・花篝・・・花筏・・・
花曇り・・・花冷え・・・
「花祭り」はお釈迦様の誕生を再現するもの・・・産湯に使った
甘茶は無病息災のご利益があるとか・・・
 お釈迦様は生まれたとき「天上天下唯我独尊」とおっしゃって、
「私が生まれてきたのは、この大宇宙で人間にしかできないたったひ
とつの大きな使命がある、ということを伝えにきたのだ」と宣言された
言葉だそうです・・・

山形敬寿園にて

  山桜朝靄なかの露天風呂      薫

  花の道さくらさくらと子が唄ふ   薫

  ランドセル花のトンネル潜りけり  薫

 ねじり花
山形敬寿園にて

 現在放送中の朝ドラ「らんまん」・・・万太郎のモデルが
植物学者・牧野富太郎ですね・・・名言・・・「世の中に雑草という
草はない」・・・多様性が問われる現代にふさわしい・・・神社で出
会った天狗こと坂本龍馬から、生まれてこないほうがいい者などいな
いことを説かれ、心境に変化が起き・・・神社を取り囲む森の自然の
美しさから命あるものは等しく大事なものであることを万太郎は感じ
とる・・・母からも、この日陰に咲く小さな花にも強い生命力がある
ことなど・・・絵にすることで枯れてしまう植物を永遠のものにする
という発想を得たりと・・・楽しみにしています。

                  2023.3.21 金澤

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